母の日のプレゼントとして「アジサイの鉢植え」をもらったのですが、一週間ほどでしおれてきてしまいました。
なんとか復活させる方法がないか調べてあれこれ試してみたので、鉢植えの紫陽花がしおれてしまった時の復活方法についてお話ししたいと思います。
紫陽花は鉢植えにすると、水やりや置き場所に気をつけないとすぐにしおれてしまうことがあります。
でも実は、紫陽花はしおれても復活する可能性が高いんですよ。
そのコツをご紹介します。
しおれたアジサイの復活方法:水やり
まず、紫陽花がしおれた原因を探りましょう。一般的には、水不足か水やり過ぎのどちらかが原因です。
●水不足の場合は、葉や茎がしおれて、土が乾燥している
● 水やり過ぎの場合は、葉や茎が黒くなって、土がぬかるんでいる
どちらの場合も、根が傷んで水分を吸収できなくなっているのです。
水やりのコツ
水不足の場合は、水やりをして復活させましょう。
ただし、一度にたくさん水をあげると根腐れを起こす可能性があるので、少しずつ何回かに分けてあげるのがおすすめです。
また、水やりの際には葉にも霧吹きで水をかけてあげると、葉からも水分を補給できます。
水やりをしてもしばらくしおれたままの場合は、根が弱っている可能性があるので、鉢から出して根を切り戻して植え替えると良いでしょう。
水切りのコツ
水やり過ぎの場合は、水切りをして復活させましょう。
鉢から出して根を洗い、傷んだ部分を切り落とします。その後、乾燥した土に植え替えて、しばらく水やりを控えます。
また、日陰に置いて風通しを良くすることも大切です。
水切りをしてもしばらく黒ずんだままの場合は、病気や害虫に感染している可能性があるので、薬剤を使って対処すると良いでしょう。
しおれたアジサイの復活方法:切り戻し
紫陽花の枯れた葉や茎を切り取り、健康な部分を残します。新しい芽が出てくる機会を与えるためにも、適度に切り戻すことが大切です。
切り戻しの手順
- 必要な道具の準備: 切り戻しには、手袋、剪定ばさみ、除菌液(アルコールや消毒液など)が必要です。手袋を着用することで手を保護し、剪定道具は清潔な状態を保つために除菌液で拭いておきます。
- 枯れた部分の特定: 枯れた部分を見つけるために、紫陽花全体を注意深く観察します。黄ばんで枯れた葉や茎を見つけたら、それが切り戻す対象となります。
- 切り戻しの位置を決める: 切り戻す場所は、健康な部分の直上になるように選びます。健康な葉や花を見つけ、その直上の節(葉や花のついている部分)を目安にします。節の上で切ることで、新しい芽が出やすくなります。
- 切り戻しの実施: 剪定ばさみを使って、選んだ位置で切り戻します。枯れた部分をできるだけ根元から切り取ります。ただし、健康な部分や新芽を傷つけないように注意してください。
- 切り口の処理: 切り口から病原菌が侵入するのを防ぐために、切り口に除菌液を塗ることが推奨されます。除菌液を切り口に塗り、数分間放置します。その後、切り口を乾かすために時間を置きます。
切り戻した後は、水やりや適切な肥料の施し方に気を付けながら、紫陽花の回復をサポートしてください。
しおれたアジサイの復活方法:日陰に移動
直射日光が紫陽花に負担をかけることがあるため、日陰に移動させます。半日陰や明るい室内の場所が適しています。
紫陽花は湿度が高い環境を好むため、風通しの良い場所に置くことも重要です。
しおれたアジサイの復活方法:栄養補給
元気を取り戻すために、液体肥料を与えることも効果的です。窒素・リン・カリウムをバランスよく含む肥料を選び、指示に従って与えましょう。
ただし、肥料の使用量には注意し、過剰な施肥は逆効果となる可能性があるため、適切な量を守ってください。
例えば、この様な液肥が人気です。
しおれたアジサイの復活方法まとめ
鉢植えの紫陽花がしおれてしまった場合は、
1,水やりまたは水切り
2,切り戻し
3,日陰に移動
4,栄養補給
の手順で復活を試みることができます。
ただし、花が完全に枯れている場合や根の状態が悪い場合には復活が難しいこともあります。
早めの対応が大切ですので、できるだけ早くケアを始めることをおすすめします。
紫陽花は強い植物なので、適切な手当てをすれば復活する可能性が高いです。
自分の場合は、水やりが少なかった様で、回数を増やしたら復活できました。
みなさんも適切な手入れで、紫陽花の美しい花を楽しみましょう!